~できる!ひろがる!わたしの毎日!~ワクワクいっぱい!ぼくらのサマーキャンプ!

2026年8月8日(土)から8月10日(月)までの3日間、国立立山青少年自然の家にて「第32回富山DMサマーキャンプ」を開催しました。
今年は、小児1型糖尿病の子どもたち、ヤング、保護者の皆さま、医療スタッフ、関係者を含め総勢166名が参加。県内外からたくさんの仲間が集まり、「できる!ひろがる!わたしの毎日!」をテーマに、学びあり、挑戦あり、そして笑顔いっぱいの3日間を過ごしました。
※プライバシー保護のため掲載写真には、ぼかし加工を施しております。
1日目 出会いと友情が広がるスタート!
開会式
いよいよDMサマーキャンプの開幕です!
県内外のさまざまな医療機関から参加者が集まり、各グループごとに自己紹介を行いました。初対面で少し緊張した表情も見られましたが、同じ1型糖尿病と向き合う仲間同士、徐々に打ち解け始めました。


今回も参加回数に応じて「サマキャンレンジャー」のお面を配布!

- 初参加:ビギナー
- 2~4回:ブルー
- 5~9回:イエロー
- 10~14回:レッド
- 15回以上:ゴールド
ヤングスタッフがサマキャンレンジャーとして登場し、それぞれのランクを楽しく紹介してくれました。
親睦運動会
開会式の後は、お待ちかねの親睦運動会!
あか・きいろ・しろ・あおの4チームに分かれ、さまざまな競技で交流しました。
まずは全員で「ジャンボリーミッキー」を踊って準備体操。子どもも大人も一緒になって体を動かし、会場は笑顔でいっぱいになりました。
〇×クイズでは大盛り上がり!さらに「台風の目」では、子どもたちの勢いに大人たちが振り回される場面もあり、会場は大爆笑に包まれました。


玉入れでは、ヤングスタッフが背負ったカゴを子どもたちが追いかけながら玉を投げ入れ、白熱した展開に。リレーや綱引きでも全員が本気で挑戦し、チームの絆を深めました。
初参加の方もベテラン参加者も関係ありません。


競技を通して自然と会話が生まれ、気付けばたくさんの新しい友達ができていました。最初は緊張していた参加者の皆さんも、いつの間にか笑顔で仲間の輪の中に溶け込んでいました。
子ども勉強会
翌日の立山登山に向けて、楽しい寸劇を交えながら勉強会を行いました。

- 十分な睡眠をとることの大切さ
- 登山前の食事の工夫
- 運動時の血糖測定や補食の準備
- インスリン調整は主治医と相談すること
- 低血糖時の対応と周囲の理解の重要性
などについて学びました。
「なぜ必要なのか」をみんなで考えながら学ぶことで、安全に登山へ挑戦する準備が整いました。
2日目 立山の大自然へ挑戦!
立山登山
いよいよキャンプのメインイベント、立山登山!
参加者は「みくりが池周辺散策コース」と「展望台コース」に分かれて活動しました。
天候にも恵まれ、立山ならではの雄大な景色が目の前に広がります。仲間同士で声を掛け合いながら歩き、一歩一歩ゴールを目指しました。


途中では、みくりが池温泉や室堂山荘、室堂ターミナルなどでご当地スイーツも堪能。頑張った後の甘いご褒美は格別でした。


「登れた!」 「最後まで歩けた!」


そんな達成感に満ちた笑顔がたくさん見られました。
父母勉強会
午前中は立山登山とは別に、保護者向け勉強会を開催しました。
小児1型糖尿病の病態や、将来の合併症予防につながる血糖管理の重要性、成長期特有の血糖変動への対応、世界的な治療動向やAIDを活用した最新の血糖管理について学びました。


午後からはグループミーティングを実施。

- 発症間もないご家庭
- 未就学児のご家庭
- スポーツや皮膚トラブル
- 高校・大学進学や自立
といったテーマごとに分かれ、それぞれの悩みや経験を共有しました。
先輩家族や医療スタッフとの交流を通して、「うちだけじゃなかった」「相談できる仲間ができた」と安心した表情が多く見られました。
お楽しみ会
夜はサマーキャンプにとっての特別な時間。
ライトアートを使った「光のマジカルクイズショー」が開催され、幻想的な雰囲気の中で会場全体が一体となって盛り上がりました。


そしてフィナーレでは、キャンプ中に撮影した写真を1型糖尿病の当事者が作詞・作曲した「TYPE ONE & ONLY ONE」に乗せてスライドショーで上映。
3日間の思い出が次々と映し出されるたびに歓声や拍手が起こり、仲間との時間の大切さを改めて感じるひとときとなりました。
この夜はまるでオーケストラホールのような一体感に包まれ、会場中が感動で満たされました。
3日目 最後まで笑顔全開!
野外炊飯
最終日はみんなで協力してカレーライスとフルーツポンチ作り!
火おこしや野菜のカットなど、それぞれが役割を担いながら力を合わせました。


ご飯が炊き上がるまでの時間には森の中で元気いっぱい遊び、スイカ割りでも大盛り上がり。


仲間と協力して作った料理は、いつも以上においしく感じられました。

閉会式
楽しかった3日間もいよいよフィナーレ。
参加回数に応じた表彰では、5回・10回参加の方々に加え、赤ちゃんの頃から参加を続けて20回目を迎えたヤングや、30回参加の医療スタッフも表彰されました。


最後には、小児・ヤング・保護者・医療スタッフ・MRの皆さんがお互いへ感謝を込めてスタンディングオベーション。
会場いっぱいに大きな拍手が響き渡りました。

おわりに
DMサマーキャンプの3日間では、たくさんの「できた!」が生まれました。
初めて会う仲間と話せたこと。 登山という大きな挑戦をやり遂げたこと。 血糖管理について新しい知識を身につけたこと。 そして、自分と同じ悩みや不安を抱える仲間と出会えたこと。
最初は不安そうだった初参加の子どもたちや保護者の皆さんも、気付けば笑顔で新しくできた友達と語り合い、「また来たい!」という声をたくさん聞かせてくれました。
一人では難しいと思っていたことも、仲間と一緒なら挑戦できる。できることが増える。そして交流の輪がどんどん広がっていく。
そんなDMサマーキャンプならではの魅力があふれた3日間でした。
また来年、立山でたくさんの仲間たちと再会できることを楽しみにしています。
また会いましょう!DMサマーキャンプ!

